カシミヤはどの季節に着られるのか

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カシミヤは年間を通して活躍します

カシミヤ素材といえば秋冬をイメージすると思いますが、実は季節を問わず活躍します。

なぜなら、カシミヤ繊維には体温調整機能があり、暑ければ放熱、寒ければ保温を行ってくれるからです。
こちらでは、カシミヤ製品が着られる季節の目安、気温などをご紹介します。

カシミヤ素材について詳しく知りたい方は、「「繊維の宝石」カシミヤ素材について」の記事をご覧ください。

カシミヤ製品が着られる季節と目安の気温

カシミヤが着られる季節と目安の気温は以下の通りです。

しかし、近年は異常気象などで季節感が少し変わりつつあります。

また、製品が厚手か薄手かによっても、目安の時期が異なります。
参考程度としてご覧ください。

汗による水シミに注意

カシミヤなどの獣毛素材は、汗や湿気を放出する力に優れています。
ですから、少し汗をかいた程度なら問題ありません。

ただし、ダラダラとした大量の汗には要注意。
カシミヤはデリケートな素材で、水に濡れたままにすると、濡れた部分がそのままシミになってしまいます。

水分から受けた変化により、繊維表面からの光の反射の仕方が変わるからです。
染料や加工剤が繊維表面から浮き上がり、乾燥と同時にその部分が固まってシミになるケースもあります

もし、水分がついたら、すぐに拭き取ってください。
その際、力を入れてゴシゴシと擦ると、毛玉の原因になるので注意してください。
水分を拭き取ったら、しっかりと乾燥させましょう。

カシミヤのお手入れについてより詳しく知りたい方は、「カシミヤセーター・マフラーのお手入れや正しい洗濯方法」の記事をご覧ください。

上手にカシミヤを活用して快適に過ごしましょう

カシミヤはデリケートな素材ですので、毛玉が発生しやすいです。

着終わったら馬毛などの軟らかい毛のブラシで必ずブラッシングを行ってください。
また、ハンガーにかけず平置きで収納するようにしましょう。

そして、１日着用したらできれば数日は休ませてください。
ニットに休息を与えることで、毛玉ができにくくなります。

カシミヤは、着心地や保温性、体温調整機能に優れた素材です。
それだけに、秋冬シーズンだけしか着用しないのは非常にもったいないです。

春夏でも寒暖差や冷房などで体調を崩しやすいので、カシミヤニットを活用して快適にお過ごしください。

＜参考記事＞

• 知っておきたいカシミヤのメリット・デメリットについて
• カシミヤ繊維の品質（ランク）や良質な製品の見分け方
• カシミヤ・アルパカ・ウールなど獣毛素材は虫食い対策が必須です
• 【徹底比較３】アルパカとカシミヤとウール どっちの素材がいい？

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