当ブログは2003年の10月からアルパカニット製品の販売を手掛け、年間に延べ200以上のアルパカ製品を販売する、インペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。魅力的なアルパカニットのアレコレを発信しております。ショッピングサイトはこちらから
カシミヤとは
カシミヤ山羊から取れる毛を使って作られたのがカシミヤ製品です。
上品な肌ざわりと高い保温性を有した高級素材として世界中で人気です。
カシミヤは非常にデリケートな素材ですので、洗濯や普段のお手入れには注意が必要です。
こちらでは、マフラーやストール、セーターなどカシミヤニット製品の洗濯やお手入れ方法についてご紹介します。
愛用のカシミヤ製品をより長く着られるよう、最後までぜひお読みください。
カシミヤ繊維について詳しく知りたい方は、「「繊維の宝石」カシミヤ素材について」の記事をご覧ください。
カシミヤ製品の日常的なお手入れ方法
カシミヤはデリケートな素材で、毛玉や水シミが発生しやすいです。
こちらでは、日常的にカシミヤ素材を着用した後のお手入れ方法や注意点をご紹介します。
着用後はブラッシングして収納する
カシミヤ製品を脱いだら、柔らかい馬毛ブラシなどでブラッシングをします。
ブラッシングの目的は、汚れや静電気を取り除くことと毛並みを揃えることです。
なぜなら、どれも毛玉の原因になりやすいからです。
- 花粉やホコリなどの汚れ…ニットが吸着しやすく、放置すると落とせなくなります。やがて、毛玉の原因になります
- 静電気…毛が絡みやすくなり、毛玉の原因になります
- 毛並みが悪い…毛羽立ちが発生しやすく、やがて毛玉の原因になります
ブラッシングをする際は、一定方向のみに動かすことでキメが整います。
また、収納する際は型崩れを防ぐために、ハンガーを使わずに畳んで収納するようにしましょう。
カシミヤの毛玉対策について詳しく知りたい方は、「カシミヤの毛玉予防と取り方について」の記事をご覧ください。
水に濡れたときはすぐに対処する
カシミヤはデリケートな素材で、水に濡れるとシミができやすいです。
もし、水分がついたら、すぐに拭き取ってください。
その際、力を入れてゴシゴシと擦ると、毛玉が発生する原因になるので注意してください。
水分を拭き取ったら、しっかりと乾燥させましょう。
汚れがひどい場合は、信頼できるクリーニング店にご相談ください。
カシミヤ製品の洗濯方法
カシミヤは着るたびに洗濯する必要はなく、目立つような汚れがついたときかシーズン終わりのときだけで十分です。
製品によってはご家庭で手洗いができるものもあります。
こちらでは、カシミヤの洗濯に方法についてご紹介します。
カシミヤ製品の洗濯を始める前に、以下のものを準備してください。
- 「エマール」や「アクロン」に代表される中性のおしゃれ着用洗剤
- 柔軟剤
- 洗面器やバケツなどニットを入れて洗う器
- 洗濯ネット
- 平干しネット
カシミヤ製品の正しい洗濯方法は以下の通りです。
- 商品タグにある洗濯表示を確認する
- 常温の水におしゃれ着用洗剤を溶かす
- 短時間でやさしく押し洗いする
- 柔軟剤を溶かした水ですすぎをする
- 洗濯ネットに入れて洗濯機で短時間(30秒以内)脱水をする
- 形を整えて影平干しをする
以下で詳しく解説します。
商品の洗濯タグにある表示を確認する
洗濯タグの一例。左から、「家庭での水洗い禁止」「漂白処理は禁止」「タンブル乾燥禁止」「底面温度110度を限度にアイロン仕上げができる」「石油系溶剤での弱いドライクリーニングができる」を示しています。 |
お手持ちのカシミヤ製品が手洗い可能かどうか、洗濯タグを見て確認しましょう。
洗濯方法について特段の表示がなければ、ご家庭での洗濯はできませんので信頼できるクリーニング店にご相談ください。
洗濯方法の調べ方ですが、洗濯タグに記載されている洗濯表示から正しい洗濯方法を調べることができます。
洗濯方法を知りたい方は、「新しい洗濯表示|消費者庁」をご覧ください。
常温の水におしゃれ着用洗剤を溶かす
カシミヤ製品を手洗いする際は、必ず常温の水を使用してください。
お湯での洗濯は厳禁です。
お湯を使ってしまうと繊維がフェルト化する「縮み」が発生し、元に戻せなくなります。
なので、できるだけ冷たい水を使ってください。
洗濯には、「エマール」や「アクロン」に代表される中性のおしゃれ着用洗剤を使用します。
洗剤を溶かした水に、カシミヤ製品を入れてください。
短時間でやさしく押し洗いする
ゴシゴシ、ジャブジャブと洗うと「縮み」の原因になります。
また、もみ洗いをすることで色落ちする場合があります。
カシミヤ製品を洗う場合は、やさしく押し洗いして短時間で済ませてください。
洗う時間は短ければ短いほどよく、つけおき洗いは厳禁です。
洗い終わったら水ですすいでください。
柔軟剤を溶かした水ですすぎをする
洗剤を落とし終えたら、最後に柔軟剤を溶かした水ですすぎをしてください。
柔軟剤を加えることで、ふわっとした仕上がりになります。
洗濯ネットに入れて洗濯機で短時間(30秒以内)脱水をする
洗濯後は、洗濯ネットに入れて洗濯機でごく短時間(30秒以内)の脱水をします。
洗濯機で短時間脱水ができない場合はバスタオル等を使って水気を吸い取ってください。
形を整えて影平干しをする
水気を取ったら、屋外の直射日光が当たらない場所で、完全に乾くまで陰干ししてください。
型崩れを防ぐために、ハンガーは使わず平干しネットなどを使ってください。
乾燥機を使うと、「縮み」や「毛玉」の原因になりますので注意が必要です。
シーズン終わりの保管方法や再び使う時の注意点
シーズン終了後、特に気にならなければ汚れやホコリを落とし、陰平干しをして乾かしてください。
汚れやニオイが気になるようなら、信頼できるクリーニング店に出すことをおすすめします。
クリーニングから戻ってきたら、必ずビニールから取り出してください。
そして、防虫剤・除湿剤と一緒に衣装ケースにて保管してください。
虫食い対策について詳しく知りたい方は、「カシミヤ・アルパカ・ウールなど獣毛素材は虫食い対策が必須です」の記事をご覧ください。
防虫剤は記載されているとおりに使う
数種類の防虫剤を使ったり、必要以上に防虫剤を使ったりすると下記のような悪影響があります。
- ボタンなどのプラスチックを溶かしてしまう可能性
- 衣類のシミや変色の原因になる可能性
- たくさん使うと防虫剤のニオイ移りが発生
- 濃度が高くなると、眼、鼻、喉などの粘膜を刺激することがある
防虫剤は、必ず記載されている使用上の注意を守りましょう。
多く使っても防虫効果が高まるわけではありません。
長期保管明けのカシミヤ製品のケア方法
衣替えから出したばかりのカシミヤ製品は、基本的に洗濯はしません。
黄ばみや虫食いがないかを確認したうえで、天気のいい日に陰平干しをすると気持ちよく着ることができます。
まとめ
カシミヤニット製品のお手入れ方法や洗濯方法についてご紹介しました。
カシミヤは非常にデリケートな素材です。
しかし、大切に扱えば何年も使えて愛着も湧くかと思います。
こちらの記事を参考に、カシミヤニット製品を一日でも長く使えるようにしてください。
アルパカニットの専門店「アルパカタウン」について
アルパカの毛で作られたニットは、カシミヤに負けず劣らず実は高級品として世界中で大人気なのをご存じでしたか?
アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。
アルパカは、毛の一本一本がストローのように空洞になっており、そこに暖かい空気を溜め込むことで高い保温性を発揮してくれます。
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略称 I・E・I(アイ・イー・アイ)
設立年月日:昭和57年(1982年)9月1日
資本金:100,000千円
所在地:〒116-0014
東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル6階
お問い合わせ
電話:0120-989-808
通話料無料・午前9:30~午後5:00(土・日・祝日除く)
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