冬キャンプで防寒対策ができる服装をご紹介

2023/04/13

冷え対策

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冬キャンプで防寒対策をおろそかにすると危険

冬の寒いシーズンにキャンプをしているイメージ画像

言うまでもなく、冬のキャンプ場は驚くほど気温が下がります。

キャンプ場で気温が下がると避難できる場所がないので、寒さを我慢しながら一晩過ごすことになります。

かといって、でたらめな重ね着は防寒効果がそれほど高くなく、荷物が多くなるので避けたいところです。
こちらでは、冬キャンプでの防寒対策に必要な服装についてご紹介します。

服装選びを間違うと風邪など体調不良はもちろんのこと、(※)11℃以下では室内でも酩酊状態からお亡くなりになるケースがあるので、軽く考えずにしっかりとした防寒対策をしましょう。

(※)東京都における凍死症例の検討|田中 正敏、徳留 省悟、大中 忠勝、藤井 幸雄(日生 気誌25(3):119-127,1988)

防寒対策の基本は服装の順番を守ること

防寒対策に理想的な服装のイラスト。詳細は後述。

寒さ対策をするうえで、一番大切なことは着る服の順番を守ることです。
詳しい説明は省きますが、防寒対策に必要なのは上図のように体から出た熱(=暖かい空気)を衣類の内側に閉じ込めることです。

そのためにも、重ね着をする順番と素材が大切になります。

基本となる重ね着は、以下の通りです。

  1. インナー(肌着)…吸湿速乾性のある素材
  2. 上着…たっぷりと空気を含む素材
  3. アウター…熱は逃がさずに湿気は通す、防風透湿性のある素材

極寒の季節であればインナー2枚+上着2枚+アウターの重ね着などがいいでしょう。
ボトムスも基本的な考えは同じと思って構いません。

防寒対策におすすめのインナー(肌着)

防寒対策に適した機能肌着を着た女性の写真

インナーに求められるのは、体から発した熱と汗(湿気)を素早く吸い取って外に放出する機能です。
人は知らず知らずのうちに汗をかきますが、汗は体を冷やす原因になります。
なので、体が冷えないよう、汗(湿気)を素早く吸い取って外に放出する素材がおすすめです。

インナーは重ね着することができます。
着ぶくれしないように注意して、防寒対策をするといいでしょう。

控えた方がいいインナー素材

防寒対策として適さないのは、綿やレーヨン素材です。
理由として、どちらも吸水力が高く汗を吸い込むのですが、放湿性に劣るため体を冷やすことになるからです。

寒い時期のキャンプでは大量に汗をかくとは考えにくいですが、万が一を考えるとあえてそれらを選ぶ必要性はないでしょう。

防寒対策におすすめの上着

防寒対策に適したアルパカニットの上着を着ている女性の写真

上着は、肌着を通して届けられた体の熱、すなわち暖かい空気をたっぷりと閉じ込める役割が求められます。

冬に人気の上着は、フランネル、フリース、ツイード、ボア、ニット、ダウンベストなどたっぷりと空気を閉じ込められるものが挙げられます。

上着も重ね着することができます。
例えば、以下の組み合わせなどが考えられます。

  • フランネルシャツ+フリース
  • ツイードシャツ+ニット
  • シャツ+ツイード(orボア)
  • ボア+ダウンベスト

状況に合わせて、着る服を選びましょう。

寒さに強いセーターのなかでも、アルパカニットは特におすすめ

保温性が求められるシーンでは獣毛素材のニットが心強いです。
獣毛素材は暖かい空気をためこむ機能が特に優れているからです。

その中でもアルパカは毛の内部が一本一本ストロー状のような空洞があり、暖かい空気をよりたくさん溜め込むことができます。

獣毛素材を比較したレーダーチャート。アルパカは、ウール・カシミヤ・アンゴラに比べて肌ざわりは劣るものの、保温性、汚れにくさ、毛玉の出にくさが高く、大きな欠点がない

また、アルパカは他の獣毛素材と比べてもそれらしい欠点もないところもおすすめできる理由です。

アルパカの主な特徴は以下の通りです。

  1. 滑らかで柔らかい至福の感触
  2. カシミヤを凌ぐと言われる高い保温性
  3. 毛玉が出にくいのでお手入れがラク
  4. 何年も、場合によっては何十年も着られる
  5. 放湿性が高くカラッとした暖かさ
  6. 汚れにくいので洗濯は必要最低限
  7. 軽くて着ていても疲れにくい
  8. 体の動きにフィットする着心地

アルパカに関する記事をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

防寒対策におすすめのアウター

寒いキャンプ場でダウンコートを着た女性の写真

アウターに求められるのは、温めた空気を外に逃がさず、湿気を放出することです。

熱には温度の高い方から低い方へと流れる性質があります。
せっかく暖かい空気を作っても、それをとどまらせることができなければ効果的な防寒対策はできません。

また、汗(湿気)がこもる=衣類内湿度が高いと、汗をかきやすくなるので体から熱が奪われるリスクが高まります。
なので、アウターには熱は閉じ込めたまま体から発した汗を発散する防風透湿素材が求められます。

アウターは、一般的に重ね着しません。
動きづらくなる、透湿性が損なわれる、といった理由があるからです。

防寒対策についてより詳しく知りたい方は、「防寒対策におすすめの服装を男女別に徹底解説」の記事もご覧ください。

キャンプの味方ダウンはフィルパワーと難燃性に注目

キャンプにおける防寒対策で最も活躍するのがダウンです。

ダウンはアウターとして熱を外に逃がさないようにするだけでなく、暖かい空気をたっぷりと閉じ込める役割も担っています。
アウターも寝袋もダウンが非常に頼りになるので、どんなダウンを選べばいいのかをご紹介します。

フィルパワーを目安にする

「フィルパワー」とは、ダウンの暖かさを表す目安のようなものです。
実際にはダウンの分量を表しており、数値が高いほど暖く、そして高額になります。

ただし、フィルパワーの数値だけで盲目的に選んでも、「ダウンなのに寒さを感じた」というケースもあります。
特に、薄手のものを選んでしまうと、厳冬期は命に関わる場合があります。

購入する前に商品を見て確かめましょう。

フィルパワーの目安は以下の通りです。
キャンプなどのアウトドアで使うには、使用するフィルパワーにも注目しましょう。

フィルパワー 目安
500 暖房の効いた場所で使う
600 街中で使用する
700 アウトドアで使う

ダウンジャケットの場合、中厚手または厚手のものでフィルパワー700以上のものを基準に選ぶといいでしょう。

フィルパワーは現在、1,000が最高といわれています。
ただし、価格もそれなりにしますので、予算とキャンプ場の気温を鑑みて選ぶとよいでしょう。

焚火をするなら難燃性をプラス

焚火はキャンプの醍醐味です。
特に、寒いときにこそ焚火をしたくなりますよね。

ダウンのアウターは非常に暖かい素材ですが、耐熱性がないため焚火の火の粉で穴が空く危険性があります。

穴が開くと、そこから暖かい空気が漏れたりダウン素材が飛び出たりするので、絶対に避けなければいけません。

ですから、難燃性のあるダウンや難燃性の高いもの(エプロン、ポンチョなど)をダウンの上に羽織るなどして、対策をしましょう。

あらゆるものを駆使して温まろう

服装だけでは、完璧な寒さ対策はできません。
体調を崩さないようにありとあらゆる手段を駆使して、体を温めるようにしましょう。

例えば、以下のようなものです。

小物で温まる

首の字が付く部位、すなわち、手首・足首・首とお腹を温めることが大切です。

首の付くところは太い血管が通っているので、冷えやすい手首や足首、頭を寒さから守ります。

また、人は寒さを感じると体中の血がお腹に集まり、より寒さを感じやすくなるのです。
お腹を温めることで、血の巡りがよくなり体が冷えにくくなります。

ですので、マフラー、手袋、厚手の靴下、腹巻、厚手のタイツなど小物を活用して体を温かく保ちましょう。
それ以外にも、ブランケット、帽子、毛糸のパンツ、イヤーマフ、カイロ、湯たんぽなどが活躍します。

飲食で温まる

飲食は体を内側から温めることができる、数少ない手段です。
寒さは体力も奪うので、温かく栄養のあるものを摂取するようにしましょう。

テント内も快適に

服装だけではなく、テント・寝袋でも冷気をシャットアウトすることで寒さ対策ができます。
特に、地面からの冷気は簡単に体力を奪うので、グランドシートやラグなどを使ってシャットアウトするようにしましょう。

また、火災や一酸化炭素中毒には万全な注意を払ったうえで、暖房器具などを活用するのも手です。

アルパカニットの専門店「アルパカタウン」について

アルパカの毛で作られたニットは、実は高級品として世界中で大人気なのをご存じでしたか?

アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。

アルパカは、毛の一本一本がストローのように空洞になっており、そこに暖かい空気を溜め込むことで高い保温性を発揮してくれます。

「冷え症でお困りの方」
「寒がりさん」
「薄くて着ぶくれしない、暖かなニットを探している方」

などから特にご好評をいただいています。

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この記事を書いた会社
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略称 I・E・I(アイ・イー・アイ)

設立年月日:昭和57年(1982年)9月1日
資本金:100,000千円
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    東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル6階

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