当ブログは2003年の10月からアルパカニット製品の販売を手掛け、年間に延べ200以上のアルパカ製品を販売する、インペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。魅力的なアルパカニットのアレコレを発信しております。ショッピングサイトはこちらから
アルパカって飼えるの?
もふもふとした毛並みとさまざまな表情をみせるアルパカ。
南米原産のアルパカを個人でペットとして飼うことはできるのでしょうか。
結論としては、アルパカを国内で飼うことに法律上問題はありません。
以下に、アルパカが飼えるのかどうかシミュレーションしやすいように最低限必要な条件をご紹介していきます。
アルパカの飼育を検討している方がいらっしゃいましたら、参考にしてください。
アルパカ1頭のお値段は?
アルパカは国内で購入することができます。
アルパカの生体販売を行っているところや、繁殖を行っている牧場などです。
毛色や毛並みなどによって値段が変わりますが、1頭当たり約180~200万ほどでしょうか。
ちなみに、アルパカは(※)特定動物に指定されていませんので、飼育に当たって特別な許可は必要ありません。
反対に、業者が動物を販売するためには、動物取扱業の登録が必要です。
アルパカを購入する場合は、登録している業者であることを確認しましょう。
※参考:特定動物について
飼育する際の注意点
アルパカは本来、南米のアンデス山脈高地で牧畜されている動物です。
日本とまったく環境が異なりますので、飼育には必要以上に気を使う必要があります。
エサ
アルパカは1日1kg(体重の約2%)程度の干草を食します。
グルメなアルパカは、青草やどんぐり、人参、かぼちゃ、リンゴ、スイカ、なども食します。
ただし、塊を噛み砕く歯がないので、野菜や果物は小さく切り刻まないと窒息してしまう可能性があります。
エサの好みは、個体によって分かれるそうです。
エサ以外にも新鮮できれいな水や塩(鉱塩)、ペレット(濃厚飼料)なども必要です。
適切に与えないとお腹を壊したり太りすぎたりすることがあるので、管理が非常に大変です。
アルパカのエサについてより詳しく知りたい方は、「アルパカのエサについてご紹介」の記事をご覧ください。
多頭飼育
アルパカは群れで暮らす動物なので、1頭だけで飼育するのではなく、多頭飼いが基本です。
安心・安全のためにも群れが大きければ大きいほど、アルパカにとっては好条件となります。
飼育環境
アルパカはもともと広大なアンデスの高地に暮らしていた動物なので、飼育にはそれなりの広さが必要です。
アルパカを5頭飼育する場合、1エーカー(約4000平方メートル)を推奨しているところがあります。
1エーカーは、テニスコート約16面分の面積です。
一方で、1ヘクタール(100平方メートル)あたり、10~15頭を推奨しているところもあります。
国内では土地が狭いのでこの限りではありませんが、それなりのスペースが必要になります。
また、飼育スペースには適切な柵、アルパカが休めて寝床となる厩舎、毛づくろいするための水場などが必要です。
アルパカを放牧させるスペースは牧草地でなくても構いませんが、コンクリートや岩場だらけの場所は避けるべきです。
植物のなかには、アルパカにとって死をもたらす有毒なものもあります。
そうしたものを理解して、事前に排除する必要があります。
高温多湿な日本の夏はアルパカにとって厳しい環境なので、以下のような対策が必要です。
- 気温が高くなりにくい避暑地での飼育
- エアコンなどによる冷却エリアの設置
- 日陰の設置
- 水浴びをさせる
日々のケア
エサと住環境だけが整っていても不十分です。
アルパカは爪や歯、毛が生涯にわたって伸び続けます。
獣医師が駆けつけられる環境
広い土地を求めて人里から離れるのもいいですが、不測の事態に駆けつけてくれる獣医師の存在も必要です。
もちろん、アルパカを診ることができる獣医師に限られます。
また、哺乳類を飼う際はワクチン接種が必要になります。
こうしたことも、かかりつけの獣医師から情報を得る必要があります。
寿命
アルパカの寿命は、平均15年から20年です。
この間にわたって継続的に飼育を行わなければなりません。
適切な飼育ができない場合は罰せられます
動物の飼育にあたっては、虐待はもちろんのこと、健康を害したり衰弱させたり適性を欠いた状態で飼育または保管すると、動物愛護管理法に抵触し5年以下の懲役または500万円以下の罰金に処されます。
参考:動物愛護管理法の概要|環境省自然環境局
動物愛護管理法では、飼育の際に守ってほしい5か条を公表しています。
飼い主は、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。
1.動物の習性等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう
飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最後まで責任をもって飼いましょう。
2.人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう
糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう。
3.むやみに繁殖させないようにしましょう
動物にかけられる手間、時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。また、生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などの繁殖制限措置を行いましょう。
4.動物による感染症の知識を持ちましょう
動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人への感染を防ぎましょう。
5.盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう
飼っている動物が自分のものであることを示す、マイクロチップ、名札、脚環などの標識をつけましょう。
引用:飼い主の方やこれからペットを飼う方へ|環境省自然環境局
アルパカニットの専門店「アルパカタウン」について
アルパカの毛で作られたニットは、実は高級品として世界中で大人気なのをご存じでしたか?
アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。
アルパカは、毛の一本一本がストローのように空洞になっており、そこに暖かい空気を溜め込むことで高い保温性を発揮してくれます。
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略称 I・E・I(アイ・イー・アイ)
設立年月日:昭和57年(1982年)9月1日
資本金:100,000千円
所在地:〒116-0014
東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル6階
お問い合わせ
電話:0120-989-808
通話料無料・午前9:30~午後5:00(土・日・祝日除く)
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