これで克服!アルパカニットのチクチクを解消する7つの方法

2019/12/25

アルパカ毛(アルパカ繊維)

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これで克服!アルパカニットのチクチクを解消する7つの方法

アルパカニットのチクチクにイライラしている女性のイメージ写真

セーターやマフラー、カーディガン、ベストなどのニット製品は冬の防寒着として、レッグウォーマーや腹巻、レギンス、靴下などは冷え対策・温活商品として季節を問わず大活躍です!

だけど……

  • いま持っているアルパカニット製品がチクチクする
  • ニット製品でチクチクした苦い思い出がある
  • アルパカを検討しているけどチクチクが心配

という悩みを抱えている方も多いはず。

実は、この記事を書いている私自身も、アルパカニット製品でチクチクが気になった経験があります。
でも下記の対策をしたことで、まったく気にならなくなりました

今すぐできるアルパカニットのチクチク対策
  1. ニット素材が直接肌に触れないようにする
  2. 保湿剤で肌を保護する
  3. こまめな脱ぎ着で汗をかかない工夫をする
  4. 速乾放湿機能があるインナーを着る
  5. ファイン(Fine Fleece)を使ったニットを選ぶ
  6. ベビーアルパカ100%のニット製品を選ぶ
  7. 混毛タイプを選ぶ

もちろん個人差がありますので、すべての方がチクチクを感じなくなるわけではないですが、試す価値は十分にあると思います。

こちらでは、今すぐ実践できるチクチク対策について詳しくご説明していきます。

アルパカの素材特徴ついて詳しく知りたい方は、「アルパカの特徴について~生態や素材特性がまるわかり~」の記事をご覧ください。

ニット製品がチクチクする人と対策方法

世の中には、ニットを着てもチクチクする人としない人に分かれます。
なぜかというと、人それぞれ「肌のバリア機能」が異なるからです。

肌のバリア機能が高い人はチクチクを感じたことがない、もしくは、感じることが少ない人です。

……羨ましいですね。

こちらでは肌のタイプ別に今すぐできるチクチク対策をご紹介しておりますので、心当たりのある方は実践してみてください。

敏感肌や乾燥肌など肌トラブルのある人の対策

肌トラブルに悩んでいる女性の写真

チクチクが苦手な方は敏感肌や乾燥肌など、大なり小なり肌トラブルを抱えている方が多いです。

私も秋口から春先は、乾燥で体がかゆくなったり、足のすねはビニール肌になったりと、結構な肌トラブルを抱えています。

敏感肌や乾燥肌の人は、角質の潤いが不十分なため肌のバリア機能が低下してしまい、刺激に弱い状態にあります。

ですから、以下にご紹介する方法で肌を守り、チクチクを軽減しましょう。

(※角層が薄くなったり皮脂が過剰に分泌されたりして、肌がビニールのように不自然にテカってツヤツヤした状態)

対策その1:ニット素材が直接触れないようにする

背中が痒くてたまらないので、手でかいている女性の写真

ニットの下にインナーやシャツなどを着て物理的にニット素材が肌に触れないようにすることが、最も簡単で効果的な対策になります。

インナーは天然素材をおすすめしますが、近年はナイロンやポリエステルなどの化学繊維の品質も向上していますのでご自身の肌に合ったものをお選びください。

特に、手首や首周りはニット素材に触れやすいので、しっかりと隠せるものを選んでください。

ただし、タートルネックのセーターやマフラー、手袋など、肌に直接ふれやすいアイテムは以下の方法が有効です。

対策その2:保湿剤で肌を保護する

保湿クリームを塗っている女性の写真

肌のバリア機能を高める方法としておすすめしたいのが、ボディクリームやオイル、ワセリンなどの保湿剤・保湿化粧品類です。

バリア機能が弱いということは、角質層の潤いが低下して刺激に弱い状態にあるので、保湿力の高いクリームやワセリンなどを塗ることで肌のバリア機能を一時的に高めることができます。

注意したいのは、保湿剤の効果は時間とともに弱まることです。

外出時にも保湿剤は持ち歩いて、定期的に塗り直すようにしましょう。

汗をかくとチクチクする人の対策

ニットを着ていたら暑くて汗ばんでしまい、手をうちわ代わりに扇いでいる女性の写真。

アルパカ素材は放湿性に優れた素材なので、多少の汗は外に逃がしてくれます。

ただ、汗ばむほどの量になるとは、いくらアルパカ素材といえ放湿しきれません。

加えて、汗ばむほどの汗は蒸発する際、肌の水分まで奪っていくので、バリア機能を弱めてしまいます。

また、汗がこもるとあせもや汗かぶれの原因にもなりえます。

対策その3:こまめな脱ぎ着で汗をかかない工夫をする

コートを脱いでいる女性の写真

汗をかきやすい方は、こまめな脱ぎ着をしてください。
建物や電車の中では、コートなどのアウターを脱いで体温調節をしてください。

汗っかきの方はニットも脱いだ方がいいです。
カーディガンやベストなど前開きのできるニットは、短時間で脱ぎ着ができるので面倒がないです。

対策その4:速乾放湿機能があるインナーを着る

吸汗速乾・法湿性の高い肌着の写真

また、汗をかいてもすぐに放湿してくれるインナー素材を着ると、肌と洋服の間に熱がこもりにくいので快適さがアップします。

登山用下着や機能性下着などがおすすめで、天然素材を使ったものも登場していますので探してみてください。

アルパカの素材にこだわる

アルパカ素材にこだわることでチクチクを軽減できます。
これからニットの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

対策その5:ファイン(Fine Fleece)を使ったニットを選ぶ

チクチクを生み出す原因のひとつに繊維の太さが関係しています。

一般的に30ミクロン(0.030ミリ)以上だとチクチクを感じやすくなるそうです。

ファイン(Fine Fleece)は、繊維の細さが20.1~23ミクロン(0.0231~0.0265ミリ)のアルパカ素材をさします。

こうした高品質のアルパカ素材を使ったニットなら、チクチクを感じにくいです。

アルパカ繊維の品質(ランク)について詳しく知りたい方は、「アルパカ繊維の品質(ランク)について」の記事をご覧ください。

対策その6:ベビーアルパカ100%のニット製品を選ぶ

ファインを使ったニットよりも安心できるのがベビーアルパカ素材です。

ベビーアルパカは繊維の細さが20.1~23ミクロン(0.021~0.0230ミリ)と厳格に決められていますので、チクチクの度合いがファイン(Fine Fleece)よりもさらに軽減されます。

アルパカの毛糸を使ってセーターやマフラーを編もうと考えている方は、ファイン(Fine Fleece)かそれよりも細いベビーアルパカを使うと安心です。

シルクのようななめらかな肌ざわりと癒されるような温もりに包まれて、至福の時を過ごせるニットとなるでしょう。

<ベビーアルパカの関連記事>

対策その7:混毛タイプを選ぶ

アルパカ100%ではなく、混毛素材を選ぶことでもチクチク感は減少します。
綿やシルク、化学繊維などの混毛のニット製品も販売されているので試してみてください。

ただし、アルパカ素材の特徴(保温性や軽さ、肌ざわり、耐久性)は損なわれるので、その点はご承知おきください。

混毛素材に含まれる化学繊維が苦手という方は、インナーやシャツに天然素材の物を選ぶとよいでしょう。

アルパカの混毛素材を使ったおすすめニットは、「チクチクしにくいアルパカニットのおすすめ【24-25年冬・最新版】」の記事でご紹介しています。

人によっては諦めるという決断も

残念ながら、これらの対策を行なってもどうしてもチクチクを感じてしまう方もいらっしゃいます。
その場合は、ニット製品は諦めるという決断も必要です。

アルパカ素材はウールに含まれる「ラノリン」という獣毛の油分を含みませんが、それでも稀にアレルギーが出てしまう方も見受け得られます。

そうした場合も着用を控えてください。

まとめ

いかがでしたか。
今すぐ実績できるチクチク対策についてご理解いただけたでしょうか。

まずは、アルパカニットが自分の肌に合うのかどうかも重要です。

先ほども申しあげたとおり、この記事を書いている私自身、冬は敏感肌・乾燥肌トラブルでいつも困っています。
そんな私でも、品質のいいアルパカニットを着たときは、まったくチクチクを感じません

手前味噌で恐縮ですが、アルパカタウンで販売している「ペルー政府推奨の高級アルパカを100%使用」した商品がそれに当たります。

質の良い「ファイン(Fine Fleece)」という素材を厳選して使用しているからです。

同じアルパカ素材でも繊維の太さは様々ですので、高品質のニットを選ぶことが大切です。

ニット製品の良し悪しだけではなく、個人差によってもチクチク度合いは変わります。
まずはアルパカニット製品に触れる機会があれば積極的にチェックすることも大切だと思います。

アルパカタウンの公式X(旧:Twitter)にて、催事情報をご紹介しております。

実際にお手に取ってアルパカに触れられるいい機会ですので、ぜひフォローしてお立ち寄りください。

アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。

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この記事を書いた会社
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資本金:100,000千円
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