マタニティ腹巻のメリットや選び方について

当ブログは2003年の10月からアルパカニット製品の販売を手掛け、年間に延べ200以上のアルパカ製品を販売する、インペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。魅力的なアルパカニットのアレコレを発信しております。ショッピングサイトはこちらから

マタニティの腹巻は必要？

日本では妊娠中は妊婦を冷やさないようにする習慣が根強く、安産祈願として使う「腹帯」もお腹を温める役割があるそうです。

同様に、妊活中にはマタニティ腹巻の使用をすすめする記事を目にしますが、果たしてそれらの情報は正しいのでしょうか。

こちらでは、妊活中の方、妊娠中の方、または、マタニティ腹巻のプレゼントを検討している方に向けて、腹巻の効果やメリットをご紹介いたします。

結論から申し上げると、妊活中または妊娠中に体を冷やさないことが大切です。
冷え予防という観点から、腹巻は有効だといえます。

妊婦さんの冷え対策について詳しく知りたい方は、「妊婦さんにとって冷えは脅威！ 胎児への影響と効果的な対策をご紹介」の記事をご覧ください。

マタニティ腹巻は効果的？メリットは？

妊活・妊娠中に着けるマタニティ腹巻の効果は、以下の通りです。

• 冷え予防で早産へのリスク対策
• 血流アップで胎児に栄養を届ける
• リラックス効果による安心感

詳しく説明いたします。

冷え予防で早産へのリスク対策

「冷え症でない妊婦に比べ、冷え症である妊婦の早産発生率の割合は、3.４倍」という研究報告があります。

傾向スコアによる交絡調整を用いた妊婦の冷え症と早産の関連性｜中村 幸代, 堀内 成子, 柳井 晴夫（日本公衆衛生雑誌 2012年 59巻 6号 p.381-389）

ですから、冷え予防という観点から、マタニティ腹巻は有効だといえます。

ただし、むやみにお腹を温めればいいわけではなく、「激しい運動やサウナで深部体温が39.0℃（またはベースラインから1.5℃～2.0℃上昇）を超えると、胎児の催奇形性のリスク」が高まるとの報告（※）もありますので、覚えておいてください。

（※）Heat stress and fetal risk. Environmental limits for exercise and passive heat stress during pregnancy: a systematic review with best evidence synthesis｜Nicholas Ravanelli,William Casasola,Timothy English,Kate M Edwards, Ollie Jay

血流アップで胎児に栄養を届ける

体が冷えたり、冷えを感じたりするのは、血流が滞っているからです。
血流の滞りは、さまざまな体の不調を引き起こします。

血流については、妊婦さんがより気になるのは血液を通じて赤ちゃんに届けられる栄養や酸素だと思います。
お母さんの血流が悪ければ、酸素や栄養の流れも悪くなるのでいい環境とはいえません。

血流を滞らせないためにも、冷えには注意が必要です。

リラックス効果による安心感

腹巻をすると「安心感」に包まれるという方が多いです。
漠然としたメリットではありますが、母子ともにこの安心感があることは非常に大切です。

冷えだけではなく不安や緊張、ストレスは、血流の滞りに影響するからです。
特に妊活・妊娠中の方は、大切な命を育むために本人しか分からないプレッシャーや不安に晒されがちです。

こうしたストレスは安心感に包まれることで軽減されます。
ですから、妊活・妊娠中の方に、マタニティ腹巻は有用だと考えます。

腹巻の付け方について詳しく知りたい方は、「正しい腹巻の使い方 ～着用時間や着ける位置を解説～」をご覧ください。

プレゼントにもおすすめのマタニティ腹巻

腹巻はプレゼントにもおすすめです。

洗い替え、就寝用などで複数枚を持っておきたいという人がほとんどだと思います。
また、マタニティ腹巻は、妊活・妊娠中の時期のみならず、出産後にも活躍します。

選ぶ際は、以下にポイントを抑えてプレゼントすると喜ばれると思います。

• 保温性・放湿性が高く、肌にやさしいもの
• 伸縮性があり体を締め付けないもの
• なるべく長めのもの

保温性・放湿性が高く、肌にやさしいもの

マタニティ腹巻はお腹を温めることが目的ですので、保温性は必要不可欠です。
しっかりと温まる素材がおすすめです。

それと同時に大切なのが、放湿性です。

体は温まることで、体は少なからず汗をかきます。
この汗を放っておくと汗冷えしてしまい、冷えを助長することになるので、汗を吸い取り発散してくれるものがおすすめです。

伸縮性があり体を締め付けないもの

お腹を温めることで血流をアップさせるのは前述の通りですが、締め付けがキツイ腹巻は逆効果です。

臨月を迎える妊婦さんでも安心して着けられるくらいの伸縮性が求められます。

なるべく長めのもの

マタニティ腹巻は、みぞおち付近から下腹部までカバーできるものが望ましいです。

子宮だけでなくお腹の臓器をまんべんなく温めた方が、より高い保温効果を発揮できるからです。
長めの腹巻で、保温効果を最大限に享受したいところです。

アルパカ素材のマタニティ腹巻もおすすめ

上記にマッチする素材は、シルク・コットン・ウール・ナイロンなどが多いですが、実はアルパカ素材もおすすめです。

アルパカは高級素材でありながら保温力も抜群なので、マタニティ腹巻におすすめしたい素材です。

日本ではまだまだお目にかかる機会が少ないですが、シルクのような手触りと高い保温性が認められ、ハイクラスな素材として欧米では冬の人気です。

• 滑らかでやわらかい至福の感触
• カシミヤを凌ぐといわれる高い保温性
• 毛玉が出来にくいのでお手入れがラク
• 何年も、場合によっては何十年も着られる
• 放湿性が高くカラッとした暖かさ
• 汚れにくいので洗濯は必要最低限
• 軽くて着ていても疲れにくい
• 体の動きにフィットする着心地

アルパカの素材について詳しく知りたい方は、、「アルパカの特徴について～生態や素材特性がまるわかり～」をご覧ください。

あったかベビーアルパカ混 腹巻き（レディース）

ベビーアルパカ素材を中心に、ウールなどの混毛で仕上げた腹巻です。グーーンと伸びるので締め付け感はゼロ。アルパカ素材は温度調節機能を兼ね備えているので、温まりすぎず一年中活躍してくれます。冷え症の方、寒がりな方、妊娠中・妊活中の方にもおすすめします。

価格 6,490円（税込）

アルパカニットの専門店「アルパカタウン」について

アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。

アルパカは、毛の一本一本がストローのように空洞になっており、そこに暖かい空気を溜め込むことで高い保温性を発揮してくれます。

「冷え症でお困りの方」
「寒がりさん」
「薄くて着ぶくれしない、暖かなニットを探している方」

などから特にご好評をいただいています。

下記の画像をクリックしてアクセスしてください。

100種類以上の高品質「ペルー政府推奨」のアルパカ素材を採用したアルパカニット専門店「アルパカタウン」はこちらから