冷え症なのに汗っかきな理由と対策方法

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汗っかきなのに冷え症の状態とは

男女に限らず、汗っかきなのに冷えに苦しんでいませんか？
また、以下のような悩みはありませんか？

• 他の人は暑いと感じていないのに、自分だけ汗をかいている
• 冬は足先が冷たいのに、汗で靴下やストッキングが濡れる
• 冷え症なのに、汗はすごいかく

それは、下半身型冷え症による「冷えのぼせ」状態かもしれません。
さらに、汗っかき体質の方はより深刻で、暑いと汗に悩まされ、寒いと汗による冷えに苦しむことに。

こちらでは、冷え症だけど汗っかきな方のために、「暑いとき」「寒いとき」の対処法をご紹介いたします。

なんとなく体調が悪い方は、「内臓型冷え症の原因と改善方法」の記事をご覧ください。

汗っかきなのに冷え症の方の特徴

冷え症だけと汗っかきな方は、いわゆる下半身型冷え症による「冷えのぼせ」状態の可能性が高いです。
冷えのぼせの場合は、下記のような特徴があります。

• 暖房の効いた部屋に入ると、暑くなり汗をかきやすい
• 手のひらや足の裏に汗をかきやすい
• のどが渇きやすい

下半身型冷え症による悪循環を断ちたい方は、「足だけが冷たい下半身型冷え症とは？　～原因と改善方法をご紹介～」の記事をご覧ください。

さらに汗っかき体質という場合も

• 他の人が暑くないのに、自分だけ汗をかいている
• あきらかに人よりも多く汗をかいている

そんな人は、「汗っかき体質」というのも影響しているのかもしれません。

汗っかき体質は多汗症とは違って病気ではありません。
なので、治療の必要はありませんが、人よりも汗をかきやすいためにしばし肩身の狭い思いをすることも。

つまり、暑いときは汗に悩み、寒いときは汗による冷えに苦しみます。

冷えのぼせの原因

冷えのぼせは、原因の一つに寒暖差疲労があります。
寒暖差疲労とは、暑い場所や冷たい場所を行き来したり、急な気温の変化などで起こる症状です。

これにより自律神経のバランスが乱れて体の代謝が悪くなります。
代謝が悪いと血液や余分な水分をためむことになります。

血液循環が悪いので、お腹より下にある内臓は冷えて働きが鈍り、疲れがたまりやすくなります。

• 冬季…寒い屋外 ⇔ 暖かい室内
• 夏季…暑い屋外 ⇔ 涼しい室内
• 季節の変わり目…急な気温変化

更年期症状にも「ホットフラッシュ」と呼ばれる似たような症状があらわれることがありますが、冷えのぼせは年齢や男女問わず誰にでも起こります。

冷えのぼせを解消するには自律神経を正すように効果的に働きかけるのが一番ですが、そう簡単にはいきません。
なので、基本的には以下の対処法をおすすめいたします。

1. 暑さや寒さに素早く対応する
2. 下半身をしっかりと温める

まずは、「暑いとき」「寒いとき」それぞれの対処法からご紹介いたします。

暑いときの対処法

暑くて汗をかいたとき、そのまま放置していると体が冷えて寒さを感じます。
なので、なるべく汗をかかないように以下の対策をおすすめいたします。

• 衣類はこまめに着脱をする
• 吸湿速乾や通気性に優れた服を着る
• 冷たい飲み物を一口だけ飲む
• 自作ミョウバン水を使う

衣類はこまめに着脱する

室内に入ったとき、電車に乗ったときなど、少しでも暑さや寒さを感じたら、「こまめな脱ぎ着」をするようにしましょう。

汗をかきそうな場面では、いち早く環境に合わせた服装にすることが大切です。

吸湿速乾や通気性に優れた服を着る

また、汗をかいてもいいように、吸湿速乾や通気性に優れた服を着るようにしましょう。
汗をかいてもすぐに放湿発散してくれるので、服が乾きやすく、汗で体が冷えるのを防いでくれます。

冷たい飲み物を一口だけ飲む

日本は梅雨から夏にかけて、湿度がとても高くなります。
熱中症対策にもなりますので、暑さを感じたら冷たい飲み物を一口だけ含んで、体を内側から冷やしましょう。

ガブガブ飲むと体を冷やすことになるので、一口ずつ小まめに口に含むのがポイントです。

自作ミョウバン水を使う

ミョウバンを水に溶かしたミョウバン水には、「消臭」「殺菌」「制汗」作用が認められています。

ミョウバン水は、スーパーなどで売られている「焼ミョウバン」を15gを水道水500mlに入れて混ぜます。
白く濁るので、透明になるまで何度か拡販して２日ほど待てば、「自作ミョウバン水」の完成です。

ミョウバン水をスプレーボトルに入れて、ワキや足、背中や胸など、汗と臭いが気になる場所に吹き付けると、消臭、殺菌、制汗作用が発揮されます。

なお、ミョウバン水が肌に合わない人もいるので、使用前に必ずパッチテストを行ってください。

ミョウバン水は冷蔵庫で保管し、１カ月くらいを目安に使い切ってください。

寒いときの対処法

寒いときには、特に手足などの末端に汗が出やすくなります。
そもそも、冷えているのになぜ汗をかきやすいのか、足先を例にご説明します。

＜寒いときに汗冷えする過程＞

1. 足先は特に冷えやすい
2. 足先を温めるために一時的に血流を上げる
3. 足先が温まるために汗をかいて冷やそうとする
4. 汗で足先が冷える
5. 以降、繰り返し

体は暑いから汗をかくというわけではなく、体を冷やそうとするときに汗をかくのです。

寒いときの汗冷えを防ぐためには、以下の対策が必要になります。

• 適度に体を温めるレッグウォーマーを使う
• 汗をかいても蒸れない素材にする
• できれば耐久性の高いものを使う

下半身型冷え症の方は、寒いからといって体を暖め過ぎるのはNGです。
上半身ののぼせにつながるからです。

したがって、使うのであれば体温調節機能のある素材で、適度に暖まるものを使いましょう。

下半身の温めにはアルパカ素材のレッグウォーマーがおすすめ

例えば、レッグウォーマー、しかもアルパカ素材なんかがおすすめです。

なぜ、レッグウォーマーがいいのかというと、足先から放熱ができるからです。
靴下と比べても適度に暖まるため、汗が出にくくなります。

また、アルパカ素材は温度調節機能や放湿性を兼ね備えてくれるので、汗をかきにくく足が冷えるのを防いでくれます。
耐久性も高く丈夫なのもおすすめしたい理由です。

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アルパカニットの専門店「アルパカタウン」について

アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。

アルパカは、毛の一本一本がストローのように空洞になっており、そこに暖かい空気を溜め込むことで高い保温性を発揮してくれます。