「アルパカの抜け毛がひどい」って本当? ~プロが教える抜け毛対策~

2019/11/25

アルパカについて

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「アルパカの抜け毛がひどい」って本当? ~プロが教える抜け毛対策~

アルパカのセーターやカーディガン、ベストなどのニット製品をインターネットで調べていると、時折アルパカの抜け毛について言及している記事を見かけます。

  • アルパカ毛は抜け毛が発生するの?
  • どのくらい抜け毛の量があるの?
  • 抜け毛を減らす方法はないの?

と、お思いの方も多いのでは?

アルパカニット製品には興味があるけど、抜け毛の量が多いと購入に際し、二の足を踏んでしまいますよね。

こちらではアルパカの輸入から販売まで携わるその道のプロが、およそ3分で分かるアルパカの抜け毛に関しての事実をご説明いたします。

アルパカニットのイメージ

アルパカ原毛の性質

アルパカの原毛写真

まず初めに知っていただきたいのは、アルパカの毛の性質です。

アルパカはカシミヤやモヘヤ、アンゴラなどと同じく「獣毛」と呼ばれる部類に入ります。

アルパカの毛は直毛に近く、まっすぐに伸びているのが特徴です。

また、毛の表面にあるうろこ状のスケール(人間の毛髪の拡大写真で見かけるキューティクルに該当)が細かく、繊維同士が絡みにくくなっています。

半面、アルパカの毛は表面がツルツルしているので、ウールに比べると抜けやすい性質を持っています。

一方、ウールはウェーブがあるのでお互いに絡み合う性質があります。

また、毛の表面にあるうろこ状のスケールが大きいため摩擦に弱い性質を持ちます。
その証拠に毛玉が出来やすく、何度も毛玉取りをする必要があります。

アルパカは毛玉ができないという訳ではないのですが、毛玉になりにくい性質を持っています。

抜け毛が起きやすい要因

アルパカ原毛の性質が理解できたと思いますが、問題の抜け毛の量はどうでしょうか。
ある実験では、獣毛の脱落率は以下の通りでした。

アンゴラ(高率混) 4.7%
アンゴラ(中率混) 4.3%
アンゴラ(低率混) 2.3%
アルパカ 2.2%
モへヤ 1.9%
ラムウール 1.2%
カシミヤ 1.1%

参照:アンゴラを中心とした獣毛素材の毛羽発生機構|池田 善光, 小林 敏信, 遠藤 晄, 小林 かほる  繊維製品消費科学 30(11)

この点については、原毛の品質など様々な要因がありますので一概に結論付けることはできません。ただ、ウールや獣毛を扱っている私たちを含めた専門家の話を総合的に判断すると、アルパカの抜け毛は比較的少ないほうです。

抜け毛が起きやすい要因は摩擦ですが、衣類を着用する以上、必ず摩擦は発生してしまいます。なるべく毎日同じ服を着ないで、間隔を空けての着用がおすすめです。

品質の良いニット製品を選ぶことも抜け毛を防ぐのに有効な手立てです。

セーターやカーディガンなどのニット製品は撚(よ)りや編みという工程を経て製品となります。

その際に、撚りや編みのクオリティが低いと抜け毛が多くなってしまいます。

原毛のランクも様々で、同じアルパカから毛を刈っても、当然のように刈る部位によって高品質なものから低品質なものに分かれます。

また、ニット製品そのものの品質にも良し悪しがありますので、その辺りをキッチリと選定してくれるお店選びが重要です。

抜け毛の起きにくいお手入れ方法

アルパカは抜け毛が少ないといってもゼロではありません。

どんなに質の良いものでも抜け毛は必ずおきますので、なるべく抜け毛の起きにくいお手入れ方法をご紹介いたします。

連続して着用をしない

先ほどもご説明したようにニット製品は摩擦に弱いので、なるべく休ませながら着ることが大切です。

最低でも一日おきに着用することをおすすめいたします。連日での着用は製品の寿命を縮めてしまいます。

お湯で洗わない、ゴシゴシ洗わない

手洗い表示のあるアルパカのニット製品に限っての話ですが、手洗いをする際は必ず、30℃以下の水またはぬるま湯で、手早く洗ってください。

お湯で洗ってしまったり、長時間水に浸けていると、ニット自体が縮む原因になります。ゴシゴシ、ジャブジャブと洗うことも縮みの原因になります。

縮んだニットからは抜け毛が多く出てしまいますので、気を付けてください。

そもそも、アルパカニット製品は着用のたびに洗うものではありませんので、ご不安な方はシーズンが終わった時に信頼できるクリーニング店にご相談することをおすすめいたします。

着用の際は手はグーにして

ほつれを起こさないために、袖に通す手はグーにしてお願いします。

女性の方はネイルなどのがひっかかりやすく、ほつれの原因になりますのでご注意ください。

また、アクセサリー類は、必ず服を着用した後に装着してください。

今すぐできる抜け毛対策

アルパカニットの抜け毛にお困りの方がとても多いようですので、すぐに実践できる抜け毛対策をご紹介いたします。
抜け毛対策を行えば必然的に製品寿命も延びますので、おすすめです。

ただし、どれも絶対的に有効な方法ではありません。

ある程度の効果は発揮しますが、場合によっては抜け毛を増やしたり、ほつれや縮みの原因にもなりかねます。

実践する際にはそうした点も注意してください。

洋服用のブラシをかける

カシミヤなどにも使える馬毛でできたブラシをかけてみてください。

馬毛の洋服ブラシは、しなやかでキメの細かさがあり、柔らかさに富んだ毛質が特徴で、扱いが難しい素材にも使用できます。

表面を軽く撫でるようにブラッシングをすると、ホコリと一緒に毛が取れることがあります。

ただし、たくさん抜け毛を取ろうとして強引にブラッシングすると生地を痛めますのでご注意ください。

ブラッシング自体はニットの寿命を長持ちさせる効果がありますので、おすすめです。

手洗いやクリーニングに出す

手洗いを重ねていくことで、抜けやすくなっていた毛が抜け落ちることがあります。

まずは洗濯表示をチェックして手洗いが可能かどうかを確認してください。

洗う際は水に浸かる時間をなるべく短くするように、手早く作業してください。

お湯で洗うと間違いなく縮みの原因になりますので絶対にお止めください。

手洗いができないニットは、クリーニング店にご相談することをおすすめします。
※クリーニング店から戻ってきたら、必ずビニール袋は外して保管してください。

コロコロをかける

あまりおすすめできない方法ですが、コロコロで抜けやすい毛を強引に引き抜くこともできるそうです。

粘着力が強いので、関係ない毛まで毛羽立ててしまう可能性もあります。

まとめ

いかがでしたか。
アルパカの抜け毛についてご理解いただけたでしょうか。

  • アルパカの抜け毛はウールに比べると多いが、比較的少ない方
  • むしろ毛玉になりにくいのでお手入れはラク
  • 抜け毛の量は、原毛のランクやニットを製品化するときの品質に左右される
  • なるべく抜け毛がおきにくいお手入れ方法を実践する

ということが分かりましたね。

アルパカニット製品はウールやカシミヤに比べて耐久性が高く、簡単なお手入れ(適度な着用、シーズン後のお手入れ、防虫剤による乾燥した場所での保管など)をすれば10年、15年と長く着用されるお客様もいらっしゃいます。

ぜひ、上記を実践してアルパカニットの癒される温もりに包まれてください。

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アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。

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