【疑問解決】アルパカの胃袋の数は? 反芻の役割について

2024/02/07

アルパカについて

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アルパカの胃袋はいくつある?

植物を食べているアルパカの写真

アルパカの胃袋数はいくつなのでしょうか。

答えは、3つです。

草食動物の多くは「 反芻 (はんすう) 」を行います。
反芻とは、牧草などを 咀嚼 (そしゃく) (食べ物をかみ砕くこと)して飲みこみ、再び胃から口に戻して再咀嚼する行動を指します。

牛や馬、羊、ヤギなど、多くの反芻動物は4つの胃袋を持ちます。

<4つの胃袋をもつ動物>
牛・羊・山羊・キリン・ロバ・鹿、など

しかし、ヒトコブラクダやフタコブラクダ、アルパカ、ラマ、ビクーニャ、グアナコなどラクダ科に属する動物は、3つの胃袋を持ちます。

<3つも胃袋を持つラクダ科の動物>

ラクダ科 ラクダ属 ヒトコブラクダ
フタコブラクダ
ラマ属 ラマ(リャマ)
グアナコ
ビクーニャ属 ビクーニャ
アルパカ

※アルパカはラマ属という説もあり

3つの胃袋の役割と消化までの流れ

アルパカの第1胃から第3胃までの役割を表したイラスト。詳しくは後述。

アルパカなどラクダ科の動物が持つ3つの胃袋(第1胃、第2胃、第3胃)は、どのような役割があるのでしょうか。

3つの胃袋は、それぞれ以下のような役割があります。

第1胃の役割

咀嚼した食べ物は、まず第1胃に送り込まれます。

第1胃には、多数の微生物が共生していて、食物の発酵・分解を促します。
ただ、咀嚼したばかりの食べ物はまだまだ吸収できる状態ではないので、口に戻してさらに細かくかみ砕き、第2胃に送り込んでより発酵や分解をしやすい状態にします。

第2胃の役割

第2胃は発酵・吸収を加速させるための部位です。

食物の消化が進めば第3胃に送りこみますが、そうでなければ第1胃に戻して発酵・分解を進めます。
口に戻して再咀嚼することもできる、とても器用な器官です。

近年、牛は反芻することで胃に唾液を送り込み、胃内部のph(ペーハー・その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度)を調整する役割も認められているので、もしかしたらラクダ科の動物の第2胃でも同じような役割があるのかもしれません。

第3胃の役割

第3胃は、食物を消化・吸収するための部位です。
口から第1胃、第2胃を通して、細かくした食物は第3胃ではじめて吸収することができます。

第3胃まで進んだ食物は、基本的に第2胃に戻ることはありません。

また、ラクダ科の動物には唾吐きの修正がありますが、飛ばすのは単なる唾の場合と第2胃に入った消化物までとなります。

アルパカの唾吐きについてより詳しく知りたい方は、「アルパカはなぜ唾を吐くのか? その理由や対策、匂いなどをご紹介」の記事をご覧ください。

反芻する目的や役割

なぜ、草食動物の多くは反芻するのでしょうか。

大きくは以下の2つが考えられます。

  • 植物(セルロース)を消化できる状態にする
  • たんぱく質を得る

植物(セルロース)を消化できる状態にする

人間は植物(特にセルロースという物質)を有効なエネルギー源として利用することができませんが、草食動物は植物を消化・分解してエネルギーに変換することができます。

草食動物は、植物の細胞壁に含まれる繊維質を分解することができないため、反芻によって食物を再び口に戻し、より細かく咀嚼して消化を促進します。
草食動物は、このようにして植物を有効に利用することができます。

草食動物が反芻によって植物を食べられるようになったことは、種の存続や進化をするうえで非常に有利に働きました。
自然界において最も豊富な食物の一つである植物を摂取することができるようになったからです。

しかし、植物ばかり食べていても体を大きくさせ、種を残していくことはできません。
臓器、血液、皮膚、毛、歯、爪など、体のあらゆる組織をつくる材料になる栄養素であるたんぱく質が摂れないからです。

たんぱく質を得る

そこで登場するのが微生物との共生です。

草食動物の多くは、胃(または腸)の中で微生物を増やすことで、植物からアミノ酸を合成することができます。
草食動物は、たんぱく質を直接摂取することができないため、からだの中で微生物を増やし、微生物によってアミノ酸を合成させることで、植物から必要な栄養素を得ることができます。

草食動物は、反芻を行うことで、微生物によって食物を発酵・分解させるだけでなく、微生物自体も増殖させています。
このようにして、アルパカは、植物からアミノ酸を合成することができます。

たんぱく質は、臓器、血液、皮膚、髪、歯、爪など、体のあらゆる組織をつくる材料になる栄養素です。
なので、からだの中の微生物を大量に増やすことでアミノ酸を作らせて、草と一緒に消化することでたんぱく質を得ることが可能になりました。

まとめ

アルパカなどラクダ科動物の胃の数やその役割などをご紹介しました。

アルパカの反芻は動画でも見ることができます。

アルパカの喉に注目。飲み込んだ食べ物を再反芻するために再び口に戻す様子が分かります。

ただ、せっかくなら牧場や動物園などに行って、生で見ることをおすすめします。
どのくらいの時間をかけて反芻しているのか、どんな表情で反芻しているのかを見るのはとても楽しいですよ。

アルパカが何を食べるのか興味のある方は、「アルパカのエサについてご紹介」の記事をご覧ください。

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