アルパカタウンより、暑中お見舞い申し上げます ~コロナ禍のペルーの現状を添えて~

2020/07/14

ペルー情報

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アルパカタウンより、暑中お見舞い申し上げます
~コロナ禍のペルーの現状を添えて~

(※当記事は、2020年7月に執筆したものです)

暑中お見舞い申し上げます。

皆様におかれましては、ますますご壮健のことと存じます。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国で解除され、徐々に日常が戻ってきているように思えてきましたが、それにあわせて暑さが身にこたえる季節となりました。

クーラーをつけても換気は行う、暑くても人混みにいたらマスクをするなど、新しい生活様式を取り入れながら暮らす必要がありますね。

早く終息してもらいたいところです。

これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。

さて、今回のブログではアルパカの聖地・中南米のペルーより、コロナ禍での現地状況と見通しをお伝えさせていただきます。

ペルーではロックダウンを施行。外に出たら逮捕される

大統領による緊急事態宣言(外出禁止令)発令

ペルーでは2020/3/16から、ロックダウンが施行されました。
大統領による外出禁止令が発令され、人々は屋内に身を寄せています。

ペルーでは感染者の増加が確認されてから早くにロックダウンを施行。

対応スピードの速さに国内外から評価されている一方、医療体制の不十分さや貧困層の多さなどにより被害が拡大しています。

外出禁止令の期間中は、出歩くことができるのは必要最低限の買い物と医療機関など人道的理由に限られ、違反して外出した場合は逮捕・拘束の対象となっています。

外出禁止令発令当初は不必要な外出で逮捕こそされるものの、特に刑罰を科せられることはなく釈放されることもあったようです。

ペルーでも買いだめ、買い占めが発生

欧米の買い占め騒動をニュースで知り不安に駆られた一部の人たちが、ロックダウンの一週間ほど前から買い占めに奔走していました。

その様子を見た一般の人々も商品がなくなる前に我先にと買い占めに走り、国内の至る所で買い占めが行われるようになりました。

特に、消毒用アルコール類、トイレットペーパー、せっけん、とり肉、米などが品薄になってしまいました。

アジア人への「コロナ差別」はあった?

海外在住のアジア人が現地で差別を受けるというニュースがありましたが、ペルーへの感染経路が欧米経由だったからか、そうしたことは感じませんでした。
もしかしたら、比較的安全な地域に住んでいるからなのかもしれません。

ただ、家族以外との接触ができないため非常にストレスがたまり、医薬品など必要なものが手にはいらない、帰りたくても日本に帰れないなど不安を感じずにはいられませんでした。

7月以降のペルー

食品市場はロックダウン当初から営業をしていましたが、露店は今も大半が営業できずにいました。

6月中旬からようやくデリバリーとテイクアウトに限り、飲食店が営業を再開し始め、小売店も6月後半から入店時の人数制限をしながら徐々に再開するお店がでてきたところです。

また、ジョギングや散歩をする人も見かけるようになり少しずつ日常が戻り始めています。このまま第二波がこないことを祈るばかりです。

アルパカとコロナに関する情報

アルパカがコロナ抗体の救世主に!?

報道によると新型コロナウイルスの抗体に「アルパカ」が役立っているそうです。

厳密に言うとアルパカやラマ(リャマ)などラクダ科動物が有する『VHH抗体』というものが、新型コロナウイルスの感染予防や抑制に有効とのことで、花王や埼玉大学関連ベンチャー企業、北里大学らが2020年5月に研究発表しています。

花王とEME、北里研、新型コロナの中和能有するVHH抗体を3週間で取得

人への影響は未知数のため、創薬には時間がかかるとのことですが、もしからしたら、アルパカが人類を救うかもしれませんね。

アルパカニットの生産状況

2020/7/1に外出禁止令の一部条件が解除されたペルーでは、一部の州を除き、外出制限は夜間(22時~4時)のみになりました。

ただし、14歳以下の子供と65歳以上の高齢者は、不要不急の外出が禁止されています。

これから、少しずつ企業や工場が稼働し始めるでしょう。

アルパカニット製品は例年、春から本格的に生産が始まるのですが、今年は稼働が数ヵ月遅れている状況で、急ピッチで進むことになると思います。

欧州や日本から製品の注文のみならず、新作の試作品作りなどの依頼も重なり、アルパカニットの生産に携わる人々は少しの間、忙殺されることになりそうです。

幸い、アルパカタウンのアルパカニットは昨年度に国内へ輸入済みの商品が多いので、販売への影響は少ないですが、各社・各工場でも問題なく製造販売できることを祈るばかりです。

アルパカタウンについて

アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。

「冷え症でお困りの方」「寒がりさん」「薄くて着ぶくれしない、暖かなニットを探している方」などから特にご好評をいただいています。
下記の画像をクリックしてアクセスしてください。

100種類以上の高品質「ペルー政府推奨」のアルパカ素材を採用したアルパカニット専門店「アルパカタウン」はこちらから
この記事を書いた会社
インペリアル・エンタープライズ株式会社
略称 I・E・I(アイ・イー・アイ)

設立年月日:昭和57年(1982年)9月1日
資本金:100,000千円
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    東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル6階
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