アルパカの耳でわかる、その気持ち

当ブログは2003年の10月からアルパカニット製品の販売を手掛け、年間に延べ200以上のアルパカ製品を販売する、インペリアル・エンタープライズ株式会社によるものです。魅力的なアルパカニットのアレコレを発信しております。ショッピングサイトはこちらから

アルパカの耳で分かる、その気持ち

犬は嬉しいと尻尾を振り、猫は尻尾を立てると好意的だといわれています。
尻尾が感情の現れやすい場所です。

アルパカを見ていると、犬や猫に負けず劣らずその感情は千差万別で、喜怒哀楽の四文字だけでは表現しきれないほど多彩です。

アルパカも多くのボディランゲージを私たちに見せてくれますが、なかでも耳はさまざまな感情を表現しやすい部位です。

こちらの記事では、アルパカの感情が出やすい耳に着目し、いまどんな気持ちでいるのかをご紹介します。

気持ちを知りたいなら耳にも注目しよう

牧場や動物園でアルパカに出会ったら、耳に注目することで目の前のアルパカがどんな気持ちでいるのかを知る目安にすることができます。

耳を前に向ける

不安なときや警戒したとき、何かに興味を持ったりすると、その方向に耳を向けます。
まるでレーダーで探すかのように、物音や侵入者が発する声を少しでも拾おうと小刻みに動かします。

耳を横に倒す

落ち着いたときやリラックスしているときは、耳が少し横に下がります。
だれているのではなく、あくまでもリラックス状態なのです。

次にご紹介する軽い不快感との区別が難しいですが、尻尾や体の状況を一緒に確認することで、ある程度は判断がつくと思います。
誰かが近くにいても耳を横に倒して知らんぷりしているようなら、安心している状態でしょう。

耳を少し後ろに倒す

少し不快だったり、嫌悪を感じたりした場合、耳を少し後ろに倒すことがあります。
ネガティブな感情が高まるとさらに耳を後ろに傾けるようになりますが、少し傾けている程度なら軽い不快感を覚えている状態です。

上述のリラックスしている状態と似ていますが、こちらを注視する、落ち着きがない、歯ぐきを見せるように口を動かしているときは注意が必要かもしれません。

耳を後ろに倒す

耳が水平の位置にまで来ると、不快感や嫌悪感も相当です。

アルパカはこれといった攻撃手段を持たないかわりに、相手を追い払って身を守るために唾を吐きます。
単純な唾であればいいのですが、胃の内容物を吐かれると大変です。

こんなときは、ゆっくりとアルパカから離れるようにしてください。

• アルパカはなぜ唾を吐くのか？ その理由や対策、匂いなどをご紹介

完全に耳を倒す

耳が完全に倒れて首に密着している場合は、不快感や嫌悪感が最高潮に達しています。
唾吐きや突進など攻撃的な態度を取る可能性が高いです。

すぐにでもアルパカから離れることをおすすめいたします。

耳の位置だけではなく、体全体も注目しましょう

犬が尻尾を振るときは「嬉しい」「大好き」といった感情のときが多いのですが、高く尻尾を上げて振っているときは「怒り」「興奮」などを表現しています。
吠えながら尻尾を振っている犬は、その典型です。

同様に、アルパカも耳を使ってさまざまな感情を表現しますが、耳だけの情報に頼ってはいけません。

体がどんな状況なのか。
例えば、座っているのか、立っているのか、こちらをジッと見ているのか、近づいてくるのかなどを総合的に判断しながら推測するといいでしょう。

また、耳の形が同じでも個体によってはまったく違う感情を表すケースも考えられます。
アルパカと長く触れ合うと理解することもあるそうですが、飼育員でもない私たちがそれらを理解するのは容易ではありませんので、やさしい気持ちでなるべくアルパカが機嫌よく過ごせるように触れ合うようにしましょう。

• アルパカになつかれたい！ アルパカに愛される行動とは

アルパカニットの専門店「アルパカタウン」について

アルパカの毛で作られたニットは、実は高級品として世界中で大人気なのをご存じでしたか？

アルパカニット専門店「アルパカタウン」では、ペルー政府が公的に認めるアルパカ素材を中心に100種類以上のアルパカニット商品をご紹介しています。

アルパカは、毛の一本一本がストローのように空洞になっており、そこに暖かい空気を溜め込むことで高い保温性を発揮してくれます。

「冷え症でお困りの方」
「寒がりさん」
「薄くて着ぶくれしない、暖かなニットを探している方」

などから特にご好評をいただいています。

下記の画像をクリックしてアクセスしてください。

100種類以上の高品質「ペルー政府推奨」のアルパカ素材を採用したアルパカニット専門店「アルパカタウン」はこちらから